「板金」という言葉を聞くとどのようなイメージを持たれますか?
板金とは、簡単に一言で言えば「ぶつけた車をきれいに直す作業」です。
板金という技術は非常に難しく、一般的な「専門学校」とかで学べるものではありません。
また資格試験や検定を受けてできるものではない、まさに「職人の技術」です。
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板金塗装について
ネットワンでは、お客様のご要望に応じた修理をすることができます。
軽板金・重板金といった、凹み・傷ならばほとんど何でも直すことが可能です。
国産は勿論のこと、外車やカラー番号のない色でも安心してお任せください。
お客様の仕上がりのご希望・ご予算などを踏まえ、ご状況に合った最適な修理をさせて頂きます。
もちろんお見積りだけでも構いませんので、お気軽にご相談頂ければと思います。
板金塗装は必要?
板金塗装は、車の凹みや剥がれた塗装を直すことです。
板金塗装が必要かどうかは、専門家ではないと判断が難しいものです。
「別にへこんでいても、錆びていてもよいのでは?」と思う方もいらっしゃるかと思います。
塗装には、車体を雨風からのダメージを軽減するという役割があり、ボディは運転手の安全を守るという役割があります。
そういった観点から、長く車を安全に乗って頂くためにも、へこみやキズは直しておくことをおすすめいたします。
ネットワンでは、小さなキズ・ヘコミからお受けできますので、お気軽にまずはお問い合わせください。
板金の流れ
- ・補修箇所を確認します。
- ・機械でカラー配合データの有無を確認します。
- ・キズのあるパネルを綺麗に拭きます。
- ・同じパネル内の他のキズの有無を確認します。
- ・キズの深さを確認します。
- ・専用ヤスリでキズのある塗膜を研磨し、キズを落とします。
- ・エアブローしてからキズが落ちていることを確認します。
- ・ヤスリで研いだ塗膜全体に、専用塗料を塗ります。
- ・再度、ヤスリで全体を研ぎ、塗膜のフェザーエッジを整えながら平らに研磨します。
- ・下地を塗る範囲を脱脂し、マスキングを行います。
- ・マスキング内を脱脂します。
- ・下地を2回塗布します。
- ・下地を塗布した後に、塗布面にゆがみやキズの有無を確認します。
- ・マスキングを外し、ヒーターで乾燥させます。
- ・乾燥後はエアブローでパネルを冷却します。
- ・隣のパネルやパーツ類をキズ付けないようにマスキングし、水研ぎペーパーで下塗りを平らに研ぎます。
- ・エアブローで水分を飛ばし、正しく研げていることを確認してから、塗装用の足つけを行います。
- ・パネル全体をエアブローして水分を飛ばし、塗装の準備に入ります。
- ・塗装するパネル全体を脱脂します。
- ・塗装面以外を塗装用のマスキングを行います。
- ・ぼかし際のなじみを良くする為、カラーベース塗装前にミッドコートを塗装します。
- ・塗装終了後は、軽くヒーターを当てて完全に乾燥させます。
- ・エアーブローしながら塗装面を軽く拭きます。
- ・グラデーションになるように塗装して、最後はカラーベースをぼかし、塗装面の余計なミストを拭き取ります。
- ・カラーベースの塗装範囲を覆いかぶすようにコーティング剤を塗装します。
- ・塗装面に接触しているマスキングテープをはがし、5分おいてから、塗装面をヒーターで乾燥します。
- ・エアブローで塗装面を冷却し、塗装面以外でキズを付けたくない他のパネルや、パーツ類をマスキングします。
- ・塗装面の肌調整を行います。
- ・塗装面のごみやブツを取り除きます。
- ・専用塗料で研磨目を消します。
- ・専用スポンジを使い、塗装面を磨きます。
- ・仕上げ用スポンジを使い、塗装面の仕上げ磨きを行います。
- ・作業終了後の洗車はしっかり行います。
- ・補修箇所を確認します。
- ・機械でカラー配合データの有無を確認します。
- ・へこみキズのあるパネルをきれいに拭きます。
- ・へこみキズ周辺のパネルの張り具合も確認します。
- ・へこんでいる部分を、専用ヤスリで塗膜を剥離します。
- ・研磨して金属面を出した部分をエアブローし、脱脂します。
- ・ハンダゴテとハンダを使い、プレートを付ける部分に予備ハンダ付けを行います。
- ・予備ハンダ部分に磁石を使用し、プレートをハンダで溶着させます。
- ・プレートを引き出しながら、周辺の高い所をハンマーで叩いてへこんだ部分を引き出します。
- ・プレートを外すために、ハンダゴテで溶着部のハンダを熱してプレートを外します。
- ・板金した部分が基準面より低くなっていることを、スケールなどを使って確認します。
- ・パテを盛る範囲を確認してから、範囲内を専用ヤスリで塗膜を研磨します。
- ・エアーブローで研ぎ粉を飛ばし、足付け状態とフェザーエッジの状態を確認します。
- ・足付けの範囲を脱脂し、パテを盛る範囲以外にパテが付かないようにマスキングテープを張ります。
- ・足付け部分にパテを盛ります。
- ・パテを盛り終えたらマスキングテープをはがします。
- ・ヒーターで乾燥させます。
- ・乾燥終了後、硬化した鈑金パテをエアブローして冷却させます。
- ・手研ぎ用裏当てに専用ヤスリを付け、パテを平らに研ぎます。
- ・パテが平らに研げていることを確認します。
- ・エアブローして研ぎ粉を飛ばし、専用塗料を塗ります。
- ・ヤスリで面だしを行い、パテが平らに研げていて、パテのエッジが出来ていることを確認します。
- ・エアブローして研ぎ粉を飛ばします。
- ・スプレーパテを塗布する範囲を脱脂します。
- ・スプレーパテ用のマスキングを行います。
- ・マスキング内を脱脂します。
- ・スプレーパテ3回に分けて塗布します。
- ・マスキングを外してヒーターで乾燥させます。
- ・スプレーパテの塗布と乾燥作業風景
- ・乾燥後はエアブローして冷却します。
- ・専用ヤスリで、スプレーパテの淵から淵まで平らに研ぎます。
- ・平らに研げていることを手で触って確認します。
- ・ヤスリで面だしを行い、フェザーエッジを整えます。
- ・スプレーパテの表面とエッジが正しく研げているかどうかを確認します。
- ・エアブローして研ぎ粉を飛ばし、プラサフを塗布する範囲を脱脂して、マスキングを行います。
- ※この後の工程は、「線キズ補修 3.下地の塗布/乾燥」以降と同じです。